ランダムウォーカー

守備範囲はコンピュータ、英語、Windows など。 あと株も。 

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正念場  (TOEIC900::Minor01)

                    2007/12/30(Sun) 00:47:46

[進捗]

    1. | ■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■ |  2
    2. | ■■■■■■★★★★ □□□□□□□□□□ |  3
    3. | ■■■■■■■■■■ ■■★★□□□□□□ | 10
    4. | □□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□ |  2
    5. | ■■■■■■■■□□ □□□□□□□□□□ |  8
  全体. | ■■■■■■■■■★ □□□□□□□□□□ | 25  


[詳細]

今週はずっと風邪。「○○は風邪を引かない」などと、おそらく人生で100回以上は
言われている私としてはかなりめずらしい。
今まで風邪は引いたとしても2日もあれば治っていたのだが。

とし?

さて、やっと目標の半分なのだが、これは5週間を費やしての成果である。あと2週間しか
ないので、単純計算で今までのペースの2.5倍の作業量をこなす必要がある。
今まではなんだかんだでやることがたくさんあったし、サボり気味だったので
今からでもちゃんとやれば普通にできると思うのだが、風邪が長引くことが心配だ。

あと不安要素があるとすれば、大晦日に発売される「うみねこの EP2」だ。
なんとしてでも発売日に買ってやりたい。TOEIC の試験終了まで待つなんて
考えられない。しかし時間は10時間ほどとられるだろう。

10時間取られると言えば、先日アマゾンで買ったずっと読みたかった本は二冊共
読み終わった。かなり期待も大きかったが、期待に答えられるだけの面白さはあった。
惜しむらくは日本語訳がクソだったことくらいか。文意を読み取るのにかなり長く時間を
取られてしまった。しかしとても面白かった。

「戦うプログラマ」という本だ。

これは Windows NT の開発の様子を綴ったものだが、非常に生々しく書かれている。
技術的な話は殆ど無く、NT に関わった人達について非常にリアルに書かれており、
とりわけ開発の中心人物であるディビットカトラーについてかなりの分量を費やしている。
経営者側の思惑と、技術を追求する現場のプログラマとの衝突、妥協点の探りあい。
佳境に差し迫った時の人間模様。一攫千金、家庭崩壊、侮辱や罵り。などなど。

この本自体は NT 完成から程無くして書かれたもので(1994年) windows 95 すら
リリースされていないときに書かれたものである。
本の最後には NT 系と 9x系 (たぶんカイロと呼ばれているもの)の Windows について
言及されているが、カイロの方がより重要であるようなニュアンスも汲み取れる。

結果的に、現在生き残っている Windows は NT 系の方で、9x 系は Me で完全に
息の根を止められている。1990 年代に書かれたコードをベースとして Xp や Vista
が作られているわけである。これは凄いことだ。いかに当時のプログラマ達が努力し、
基本設計のレベルが高いものを作り上げたかが窺い知れる。また、それを可能に
したのはディビッドカトラーの力に拠るところが大きい。

そのカトラー氏、カイロのほうが NT よりも重要と見られて我慢ならなかったようで、
NT 完成後一時は辞職を考えていたらしい、カトラーの退職のうわさを聞きつけた
ビルゲイツが直接の面談によって引きとめようとした。ビルゲイツなど恐れるに足らずの
カトラー氏なので、ビルゲイツの説得に効果があったのかどうかはわからないが、
結果的にはマイクロソフトに留まることになった。

今はカトラーさんは御年65才、NT に携わったころは50くらいか。
数百人で構成されるプロジェクトグループのリーダーだったばかりか、その中でも
指折りのプログラマとしてコードも書きまくっていた。完璧主義で妥協を許さず、
短気で暴力的、上司や部下という立場に捉われず、自分の意見を主張する。
できることは YES できないことは NO 。これが覆ることはない。ああ、カッコイイ。。

この本はもっと評価されていい、ほんとに。優秀な翻訳家によって再版されるべきだ。
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